ボイスドラマ感想『アンビバレンス』
こんにちは。4月から転職してたウミウシです!
フルタイム時々休日出勤のクソバイトから土日祝完全休みの底辺派遣社員になったのでとてもストレスが無いです。 あと仕事帰りにス○ラに寄れるようになりました。上がった収入以上に出費が派手になりました。もやし美味しい。
あとはクソレーベルが倒産してくれれば言うことない人生です今年度中に廃業して下さい。
さて、感想です。このブログ立ち上げて初めてのBLCD感想なので優しくして下さいね。
marble records az 新作情報『アンビバレンス』 | marblerecords
久慈碧音は学年トップの成績を誇り、人当たりが良く、教師からも信頼されている秀才な生徒会長。喧嘩を繰り返し、いつの間にか総長と呼ばれている水海英輔のことを敬遠し、声をかけられた時に言葉を交わすだけの間柄だった。
生徒会長の顔とは逆に夜は進学費用のため、メイド喫茶で女装でバイトをしている碧音。
ある日、そのメイド喫茶に英輔が来店して!?
正反対の境遇の苦手な相手と距離が縮まり、お互いの気持ちや意見を交わした時に2人に生まれる変化の行く先は――
「お前のそのうさんくせぇ笑顔、どうにかした方がいいぞ」
「猫かぶりが必要な時だってあるんだよ! 殴って終わりなんて世の中では通用しない」
クソレーベルにPTSDを植え付けられているので「ははーん、金だけはある乱暴な攻めに金の亡者な受けが札束で頬をスパンキングされるのかな?」と思いました。
そんなことはなかった。
恵まれているがために自分の持ってる牌を乱雑に扱う英輔(攻め)と、恵まれていないがために斜に構えてる碧音(受け)という背反するふたりが徐々に歩み寄って結ばれていくオーソドックスな学園ものでした。
SEが淡白すぎてメイド喫茶のシーンが静かで「ここはじつはメイド喫茶ではなくて場末のスナックなのでは?いやスナックだって店内BGMあるわな……」と困惑しました。モブ入れられないならせめてガヤガヤしたSE入れてくれよな!
なんだろう、特に驚く展開もないんですが虚無ってほど中身がないわけでもない。なんだろう、疲れた時にほどよい甘酸っぱさを摂取したい時に丁度いい感じの作品です。
仕事中に買ったけど半分ぐらい飲みきれなくて家に持ち帰ってから飲み干したレモンスカッシュぐらいの甘さとシャワシャワ感とそこはかとない物足りなさを想像して頂ければだいたい合ってます。レモンだけに(中の人ネタ)
久慈碧音役の西山宏太朗さん
恵まれてる周囲を見下してる性格の悪い感じと外面を繕ってぶりっ子演技がとても声質に合ってました。
彼が出ているBLを聴くのはモラトリアムトライアングル以来だったんですが、感情表現や濡れ場での色っぽさが格段に上手くなっててありがとう……恥じらう演技めっちゃ可愛かったです……。
水海英輔役の古川慎さん
安心と信頼のまこにゃんなんですけども、ぶっきらぼうでズレてるけど碧音のことを彼なりに大事に想ってるのが伝わってきて、盛りすぎな設定のキャラ自然に表現しててすげーなと。自前SEが達者すぎて「ハハーン、こいつ男相手初めてじゃないな」と思いましたごめん。
相良彗役の神原大地さん
バツイチ子持ち官能小説家が人間不信な家庭教師の淫らな蕾にハッピーバースデーした時に生まれた子供がこの子ですね……間違いありませんね……。そんな家庭教師の誕生日が奇しくも昨日(5月23日)でしたね……ハッピーバースデー。
どこかのアイドルを彷彿とさせる物腰柔らかな優しい大学生のお兄さんって感じでした。
相良くん主人公のアフターが欲しいです。
現場からは以上です。